大人になるって、つまらない。

よく「生きるってなんだろう」とか「死ぬとどうなるんだろう」とか

小難しい題材を扱う書き物ってあるけど

それを議論する必要ってあるのだろうか

と思ったりする。

 

「死んだら全部終わり」とか「生きるのに理由はいらない」とか

カッコつけるようなタイトルで綴られているのを見ることが多いけど

それを書いている人は生きているわけで

死んでいないわけで

じゃあエアプじゃん、とか

性格の悪い自分が出てきて「自分きっしょ」って思うことがあって

嫌気がさしてきて

 

もっと夢のあることを考えたいななんて思って

宇宙とか、物理学とか、数学的な何かをじっと考えてみると

これって役に立つんだろうか

とか、無意味な考えに至ってしまって

 

本来の「つぶやき」「妄想」とかって

意味のあるもの、役に立つことを求めていたわけじゃなかったはずなのに

大人になっていつのまにか

意味があるかどうか、効率はどうかとか考えてしまって

そんなときに、無邪気に人生楽しめてた子供のころに戻りたいな

そう思ってしまう。

 

大人になるってどういうことなんだろうかって考えると

「性的な成熟や身体的・精神的な成熟」

そういう字面で語られることが多いけど

実際、もっとわかりやすい変化として

「どんなものにも意味や効率を求めるようになる」

っていうのがあるんじゃないかと思ってしまう。

大人になって人生がつまらなくなってしまった。と感じる人は

こんな考え方にとらわれてしまっているんじゃないかと思う。

自分もその一人。

 

だけど

考え方を変えるのって簡単なことじゃないから

こういう思考って

死ぬまで変わらないんだろうな。

そう思う。