小説

『ひとり』の女

女は男と付き合っていた。コンドームを買いに、女はひとりでコンビニにいた。田舎のコンビニは遠く、車を使わないと行けない。 「女ひとりで深夜にコンビニ行かせる男とか…。大体あいつはなんで家でひとりでゲームしてるんだ。クソ男が。」 と心の中で悪態を…